マイクロエースのびゅうコースター風っこをDCC化しました。
マイクロエースのびゅうコースター風っこをお客様からのご依頼でDCC化しました。
当店では以前よりDCC加工のご依頼も承っておりますが、最近はトミックスやマイクロエースの車両もお願いできますか?という問合せが増えております。
そこで少しでもDCCの普及に貢献できたらと思い、今回から当ブログではDCC化した車両もできるだけ紹介させていただきたいと思います。まだDCCには興味がないというお客様も多いかとは思いますが、少しばかりお付き合いいただければと思います。
こちらが今回ご依頼を受けましたマイクロエースの車両です。マイクロエースの車両を受けてくれるお店がどこにもなかったということで、遠くからわざわざご来店いただきました。
DCCデコーダーはカトーでも扱っているデジトラックス社のDZ143となります。
まずはモーターにDCCデコーダーを接続して、ちゃんとデコーダーが機能するかどうかテストします。
デコーダーは少しでも手を加えてしまったら交換ができないので、ここで必ずチェックだけはしておきましょう。当店の経験上20個に1個くらいはデコーダーに不良品が存在しています。
モーターを制御するだけならば、デコーダーは線路からの集電部とモーターとの間に配線すればいいだけなので簡単なのですが、ヘッドライトやテールライトの点灯も制御させるとなると少し難しくなります。
まずは写真のように基盤に元からある配線を読み取りながら、デコーダーで制御できるよう配線しなおします。
今回はお客様のご要望により、室内灯もデコーダーで制御したいとのことなので、集電板の一部を切り取って絶縁しながら室内灯制御用の配線も行いました。
室内灯を入れない場合はこの作業は不要となります。
一通り配線が済んだら作動テストを行います。
テストなのでデコーダーの配線が長ったらしく醜い状態ですが、ご容赦ください。
テストでは問題がなかったので、デコーダーの配線を短く切り、Nゲージの狭い車体に納め易いようにしておきます。
これでモーター車の方は完成です。
こちらは相方となるトレーラー車の方です。
モーターの制御を行なう必要がないので、少しは取り付けが楽になります。
配線途中の写真はモーター車と同じなので、省略させていただきました。
写真はトレーラー車の完成状態となります。途中の金属板は室内灯用のものです。
車体と室内灯を取り付ければ作業は完了です。
DCCコントローラーでヘッド&テールライト・室内灯ともにON-OFFができるようになりました。
こちらの加工工賃ですが、デコーダーは持込みで2両1万円にて承りました。
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