近鉄でよく見かける2段式架線柱をお手軽に作ってみました。
今日は暇だったので、近鉄でよく見かける2段式架線柱をお手軽に作ってみました。
近鉄に使われている架線柱とは形が異なりますが、私鉄に多く見られる鉄骨型を使うことで雰囲気だけはなんとなく、それらしく見えるようにという魂胆です。
下の段になる架線柱の加工は、上段にもうひとつ架線柱を接着するために、柱の一番上にある突起をカットするだけです。
実物をよく観察してガイシを増やしたり、いろいろ加工すればより近鉄の架線柱らしくなりますが、お手軽加工なのでここでは全て省略です。写真の作例では架線の引張装置だけ付けてみました。
上段につける架線柱は、なるべくそれらしく見えるように実物を見ながらいろいろ加工したほうが良いのですが、ここではお手軽加工なので最低限の加工だけ施しました。
具体的には写真のようにコの字になるようできるだけ突起物をカットして、下段に架線柱を接着しやすいように土台を切り取りました。
下段の架線柱と上段の架線柱を瞬間接着剤で接着します。
この際、上下で架線柱が傾かないように、ずれないよう慎重に接着してください。架線柱が少しでも傾いていると貧しい鉄道会社に見えてしまいます。
作業机の上で立ててみるとこんな感じです。意外と高さが高いのに驚くと思いますが、高架道路が線路をまたぐ部分にこの架線柱を建てるのでこのくらい高くてもOKです。
実際は上段の架線柱の高さが3分の1~3分の2くらいの高さのものが多いので、製作する際は上段の架線柱を切り取る箇所を適宜調節してください。
お店の前で撮影した近鉄南大阪線の写真ですが、なんとなく2段式架線柱の感じが出ているかと思います。
こうして実物と比べると形の違いが目について仕方ありませんね。でもお手軽加工なので、妥協してこのくらいにいたします。
とりあえず架線柱を2本加工したので、高架道路があるジオラマに置いてみました。
なんとなく近鉄電車らしい雰囲気になったような気がしませんか?
架線柱が変わるだけで、結構ジオラマの雰囲気が変わるものですね。
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