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2010年3月 4日 (木)

DCCでディッチライト点滅加工に挑戦しました。

DCCでディッチライト点滅加工に挑戦しました。

ディッチライトとはアメリカで1997年頃から義務付けられている交互点滅するライトのことで、踏み切りなどで機関車が近づいたことが分かるように危険回避のため左右のライトが交互に点滅します。現在のアメリカ型機関車には必須の装備で、模型でも楽しいギミックとなっています。

今回はお客様からこのディッチライトを点滅するように加工ができないかという依頼です。初めての加工でもあり、万が一できなかった場合も考えて、お客様の機関車に加工を施す前に自分の機関車で組み込みのテストをしてみました。

P1130206_2

テスト用に選んだのは写真の車両です。HOゲージのアサーン製P42、アムトラックのディーゼル機関車です。

ディッチライトが正面の目立つ位置に存在し、ライトの点灯装置がムギ球1個だけと極めて原始的で改良を施したかった点と、動力装置の基本設計が古いので、スペースに余裕があり、構造がシンプルなのでDCCの組み込みが容易な点が選ばれた理由です。

P1130217_2

使用するDCCデコーダーはカトーでも取り扱っているデジトラックス製のSDH104K1cです。CV値の設定によりディッチライトの交互点滅機能を利用できるとのことです。

車両に組み込む前にまずはデコーダーが正常に動作するかチェックします。チェック用のために古いトミックスのパワーパックにMRCの簡易DCC「ブラックボックス」をデコーダーに直接つないで、サウンドやライトのギミックをテストしました。

P1130220_2P1130219_3 デコーダーの動作に問題がなかったので、さっそく車両側を加工します。

といってもボディにスピーカーを仕込むため、ファンを利用して穴をあけただけですが・・・。

P1130222_3

マニュアルどおりにレールからの集電端子をモーターへの給電端子から切り離し、その間にDCCデコーダーを配線。ライトは元のムギ球を撤去して、新たに基盤からライトユニットを製作しました。

前部のライトユニットは上段中央の2灯がヘッドライト、左右がテールライト、下段の2灯がディッチライトです。後部はヘッドライトのみ配置しました。

P1130224_3 ボディ裏側にスピーカーを取り付ければ組み込みは完了です。

さっそくテストをしましたが・・・。ディッチライトが交互点滅せず、片側が点灯しっぱなしです。ヘッドライトも消灯したままですね。

P1130225_2P1130226_2 テールライトと後部ヘッドライトは問題なく点灯しています。テールライトの光漏れは後で対処するとしますが、やはりディッチライトの点滅はこのままではダメですね。

マニュアルを見直してCV値の設定をやり直したいと思います。

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