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先日、販売を開始させていただきました南海6100系と7100系の旧塗装特製品ですが、おかげさまで6100系が残り1編成となり、7100系は初回生産分が売り切れました。
そこで、追加製作分の2編成を本日ご用意させていただきました。タネ車がもうなくなりましたので追加は今回の2編成で終了です。
3月26日現在、7100系はM付4両セット、Mなし2両セットともに在庫は2編成づつとなります。
こちらは最後の1編成となりました6100系の旧塗装特製品です。
6100系・7100系ともに4両セットはM付きで38000円、Mなし2両セットは7100系のみ20000円で販売中です。
両方そろえると写真のように並べてみたくなりますね。20年くらい前だと南海電車はこんな感じだったことを思い出します。
今宮戎駅や萩之茶屋駅あたりだとこんな感じで並んでいたのでしょうか?
もけいや松原のホームページのタイトル写真を変更するため、LED加工を施した車両と一緒に特製品の7100系を並べてみました。
走るんデスシリーズの新製品、光るダケシリーズ接続コードを本日より販売開始しました。
と言ってもタイトルの文面だけでは何のことだか分かりませんよね。
写真のように、パワーパックなど走るんデスシリーズの製品を使って、建物照明や信号機などの光るダケシリーズの製品に電源を供給することができる接続コードを新発売させていただきました。
もう少し詳しく説明すると、走るんデスシリーズの製品に標準装備されている12V出力コネクターに接続して、光るダケシリーズに電源が供給できるものです。
お客様から走るんデスシリーズのパワーパックを使って、光るダケシリーズに簡単に接続したいというご要望が何件かありましたので、今回製品として発売させていただいた次第です。
発売いたしました接続コードは2種類あり、左側の写真が接続コードのみのスイッチなしタイプで、右側がスイッチ付となります。
価格はスイッチなしが735円、スイッチ付が1260円となります。スイッチなしを利用する場合は走るんデスシリーズの製品の電源スイッチでON-OFFする形になります。
上記の接続コードと同時に、走るんデスシリーズの製品同士で電源を共有できる増設用接続コードも発売しました。
こちらの価格は525円となります。以前から発売しておりましたポイント切替機に付属している接続コードの単品販売品です。
写真のように走るんデスシリーズの製品同士を接続して電源を共有できますので、ACアダプターやコンセント口の節約、配線の簡略化などにご利用いただければと思います。
マイクロエースの南海6100系と7100系を旧塗装にした特製品を数量限定にて販売開始いたします。
こちらは南海6100系旧塗装です。ステンレス無塗装のボディに緑色の車番プレートが良いアクセントの車両です。
写真のモーター付4両セットで、販売価格は38000円。3編成12両のみの数量限定販売です。
側面の社名プレートの都合により先頭車は中間先頭車を使用しておりますが、ヘッドライトとテールライトは点灯するように加工しています。但し、方向幕は点灯いたしませんのでご了承ください。
方向幕は南海の旧塗装にあう白幕がどこからも発売されておりませんので、便宜的に「回送」を貼り付けております。
こちらは南海7100系旧塗装です。
南海グリーンの緑色の濃淡が素敵な車体で、一昔前までは南海のイメージといえばこのグリーンだったような気がします。
写真のように4両基本編成と2両付属編成に分けて販売いたします。
販売価格はモーター付4両セットが38000円、モーターなし2両セットが20000円となります。それぞれ2編成ずつ合計12両の数量限定販売です。方向幕は白幕のままとなりますのでご了承ください。
実車の話ですが、緑色の先頭車どうしが向かい合って連結されている姿がなんとなく好きでした。
6100系・7100系ともに店頭にて展示しておりますので、ぜひ一度見に来てください。
マイクロエースの南海7100系と6100系の旧塗装が完成しました。
まずは南海7100系から紹介します。
先日、塗装が完了したボディに車番と社紋のインレタを貼り付け後、半光沢のクリアーを塗装して保護いたしました。
前面窓の窓枠に銀色を色さしして、側面方向幕には白色とHゴムには黒色を塗っております。
やっぱり旧塗装には昔の羽マークの社紋が似合いますね。
元通りに車体を組み立てれば完成となります。今回はモーター付4両の基本セットとモーターなし2両の増結セットに分けて販売する予定です。
南海本線の6両編成をイメージして写真を撮ってみました。
次は南海6100系の紹介です。
こちらは先日完成した車体に、ヘッドライトとテールライトが点灯するように加工しました。
こちらは写真の4両編成で販売の予定です。
6100系・7100系とも明日より12両ずつの限定で販売を開始いたします。価格など詳細は今晩のブログにて更新させていただきますので、しばらくお待ち下さい。
トミーテックのバスコレ第15弾と建設機械コレクションが入荷しました。
まずはバスコレ第15弾のご紹介です。
写真のように開封販売も行っております。いつも通り開封品はどれでも定価の525円で、未開封品は20%OFFの420円にて販売中です。今ならどのバス会社とも在庫があります。
今回のバスのうちよく売れているのは写真のバスたちです。阪急バス・京阪バス・神姫バスは地元なので予想通りよく売れています。
ただ今回は後ろにある東急バス・東海自動車・蒲原バスもよく出ています。改造にでも使われるのでしょうか?
ちなみに後ろの列の一番右にいるバスが今回のシークレットで、関東バスとなっています。こちらは3150円にて限定2台のみ販売中です。
次は建設機械コレクションの紹介です。
写真のようにクレーン車・解体作業車・ブルドーザ・ショベルカーと普段よく見かける建設機械ばかりがラインナップされています。
もちろん開封販売も実施中です。開封品はどれでも定価の714円。未開封品は20%OFFの572円で販売中です。
シークレットはショベルカーが1台のみあります。こちらは3150円にてレジカウンターにて販売しております。
トミーテックのコレクションシリーズだけでなく、今週はNゲージ車両も新製品が数多く入荷しました。
写真のように展示台も多くが入換えとなりました。
特製品も売り切れで棚の空きが多かったのですが、いろいろ製作しまして久しぶりに棚が埋まった状態となっております。
まだまだ製作しますのでお楽しみに・・・。
ミニトリックスのミニSLをレストアしました。
お客様からの依頼品です。ドイツのSLっぽいのですが詳細は不明です。
動力装置から察するにかなり昔の製品で、車体の塗装が剥げ落ちてボロボロだったのを再塗装してほしいとのご依頼でした。写真はもちろん再塗装後のきれいな状態です。
外国形の車両をN・HO問わず趣味でコレクションしていますので、いろいろな国のいろいろな車両を触ってきましたが、この車両のボディの取り外しには少し苦労しました。
まさかボイラー上にある蒸気溜めか何かの中に隠しネジがあるとは気づかず、結構な時間を悩ませてくれました。(笑) こういうところがいかにもドイツ製品らしい所ですね。何だか気難しい感じです。
塗装をシンナープールで剥がしたら、銀色のメタルボディでした。
なんとなくカッコよかったので、塗装に適した天候になるまでの間、そのまま動力装置の上に載せておきました。
こういう小さなSLは個人的には大好きです。お客様もおっしゃっておられましたが、日本型ではなかなかこういう車両はないですよね。フリーランスでもいいから欲しいものです。
マイクロエースの南海7100系を旧塗装に塗り替えた特製品を製作中です。
7100系は6100系と違いコルゲートなどがなく、塗り替えるにあたっていろいろ加工を行なう必要もないので、このまま塗装変更ができます。
写真の12両が今回の特製品となります。4両M付基本セットと2両増結セットをそれぞれ2セットずつ販売する予定です。
いつものようにIPAに漬けます。梅酒を作っているように見えますが、中身は南海電車です。
今回はコルゲートがないので剥離に時間もかからず、6時間ほど湯せんするだけでキレイに塗膜がはがれてくれました。
塗装を剥がすと車体は白っぽいグレーとなっていました。
よく乾燥させた後、塗膜の剥がし残しがないかよく確認しておきます。とくに窓回りに注意しましょう。
南海本線の旧標準色である薄いグリーンをまずは全体に塗装しました。使用した塗料はグリーンマックスの伊豆急ペールブルーです。
薄い色なので塗り残しがないよう念入りに塗装します。
塗料が乾燥したらマスキングテープで上半分を覆います。
マイクロエースのこの車体にはちょうどいい具合に、ドアの塗りわけ位置にドアレールが表現されております。このドアレールを目安にマスキングができるのでマスキングの作業は楽ができました。
マスキングした車体にいきなり次の色を塗らず、まずは先に塗ったペールブルーをうすく塗装します。
こうするとマスキングテープのスキマに塗料が入って、フタをしてくれますので、滲みを防止することができ、仕上がりがキレイになります。
次に南海本線の旧標準色である濃いグリーンを塗装します。使用した塗料はグリーンマックスの緑2号です。湘南色の色ですね。
濃い色は薄く何度も塗り重ねるとキレイに塗ることができます。
塗料を乾燥させた後、マスキングテープを剥がすと写真のようになりました。
南海ファンの方々には定番の、この伊豆急ペールブルーと緑2号の組み合わせは良い感じですね。教えていただいた皆様ありがとうございます。
最後は屋根を塗装します。車体をマスキングした後、ライトグレーを塗装しました。
屋根のマスキングも雨どいがあるので比較的楽にできます。
すべての塗装が完了しました。このままよく乾燥させてからインレタを貼る予定です。
ということで本日はここまで。
グリーンマックスの京阪10000系塗装済みキットを組み立てた特製品を販売いたします。
モーター車付き4両セットで15800円となります。但し、このブログを見たと言っていただければ先着1名様限定で、12800円にて販売させていただきます。
濃淡グリーンの京阪色ではない実車はあまり好きではなかったのですが、明るいグリーンの模型を見ていると意外と悪くないかなと思いました。
行先シールは普通 枚方市⇔私市を貼り付けております。余ったシールは付属しますので、お気に召さなければ貼りかえてください。
先頭車は増結できるように、あえてロングタイプのアーノルドカプラーをつけています。
さっそく、展示ショーケース内の他の京阪電車と並べて展示販売しております。
マイクロエースの283系オーシャンアロー貫通型先頭車に、トミックスのボディマウントTNカプラーを取り付けました。
まずは車体から床下を取り外して、テールライトのクリアパーツを囲っている部分を写真のように切り取ります。
加工の際はもちろんクリアパーツを外して行います。外側は遮光とスカートを取り付けるために残しておく方が良いでしょう。
次にTNカプラーをテールライトの間に入るよう、写真のように切り取ります。
カプラーの機能を損なわないように、注意しながら少しずつ切り取ります。写真の位置以上に少しでも切りすぎると、カプラーが機能しなくなりますので慎重に行います。
スカートは写真のように切り分けた後、左右のパーツをTNカプラーの横に収まるように、現物合わせで少しずつ切り取って形を整えます。
真ん中の部分は不要となります。
床板を車体にはめこんだ後、TNカプラーを床板に接着します。
台車が当たらないよう現物合わせで、前後を調整しながら取り付けます。この際、同時に連結器の高さも問題ないかどうかレールに乗せて確認いたします。
接着剤が乾いたらスカートを写真のように、現物あわせで接着します。
この際、スカートが非常にゆがみやすいので、前から見たり横から見たり、レールに乗せてみたりしてなるべく多くの角度から確認しつつ、接着しましょう。スカートがゆがんでいるとカッコ悪いですからね。
完成したのが写真の状態です。
左が加工前の製品そのままの状態、右がTNカプラー化した加工後の状態です。
このようにちゃんと連結できたら完了ですね。
こちらの加工は1両につき工賃1500円にて承っております。TNカプラー代は別になっております。
次の水曜日にはいよいよオーシャンアローの再生産品が発売される予定です。当店にてオーシャンアローをお買上げの場合は、半額の750円にて加工させていただきますのでよろしくお願いいたします。
本日はマイクロエースの南海6100系を旧塗装に塗り替えました。これは後日、当店特製品として販売する予定のものです。
昨日、パンタグラフを後ろから前に移設した先頭車です。不要な穴を埋めて、跡が目立たないようヤスリで段差をなくしておきました。
ヤスリで均しても消えないくぼみなどは瞬間接着剤を盛り、乾燥後に再度ヤスリで段差をなくしておきます。
サーフェイサー代わりに、屋根の塗装となるライトグレーを全体に塗装しました。 ライトグレーを塗るとヤスリでちゃんと段差がなくなったかどうか確認しやすくなります。
左側が橋本側となる後パンタ車、右側がなんば側になる前パンタ車です。パンタ台も元の場所から切り取って、ちゃんと移設しております。
屋根上をマスキング後、車体をステンレスの銀色に塗装し、銘板と車番プレートにアクセントとなる緑色を塗装したのが写真の状態です。
ようやく旧塗装車らしくなってきました。懐かしいですね。
車番をひげしんさんの南海用インレタを使って入れました。もちろん南海の社紋マークもGDIのインレタで忘れずに入れました。店長はこのマークが大好きです。
車体右下にある銘板は実車通りにグレーを色差ししました。
インレタを保護するためクリアーを塗装しています。
写真はいつも乾燥台として利用しているお店の空調の室外機のうえで乾燥中の様子です。このあたりで塗装もしますので、室外機の上には塗料の粉が舞っていますね。
クリアー塗装が完全に乾いたら、元通りに車体を組み立てます。
マイクロエースのこの製品は屋根上のパーツが多く、組み立てるだけでもけっこう手間がかかりました。
後パンタのままの橋本側先頭車と、前にパンタを移設したなんば側先頭車です。
細部は異なりますが違和感なく移設できたように思います。
とりあえずここまで完成した南海6100系の旧塗装車12両3編成です。
後はライトの点灯加工を施して完成となります。なんとか今月中には販売を開始したいと思います。
やっぱり店長は前パンタ車が好きなので、こういう写真を好んで撮ってしまいます。
20年くらい前まではこういう顔がいっぱい見られました。中学生の頃、よく浅香山まで高野線の写真を撮りにいっていたのを思い出します。
マイクロエースの南海6100系を旧塗装に塗り替えた特製品を製作中です。
塗装のみ旧塗装に変更すればOKと簡単に考えていたのですが、よく見ると新塗装には側面に「NANKAI」と大きく書かれた社名ロゴのプレートがあります。
旧塗装車両には存在しないプレートなのでどうしようか悩んでいたところ、ひげしんさんから6両セットの中間に入っている運転台付車両を先頭車にするというアイデアをいただきました。ありがとうございます。
中間に入っている車両なので当然ながらライト類は塞がれたままです。せっかくなので余計な手間はかかってしまいますがライト類は穴を開けて、点灯化したいと思います。
中間車なのでスカートが装備されていませんが、旧塗装の頃はスカートがなかった印象が強いので、このままスカートなしで製作いたします。
6100系は両先頭車ともパンタグラフ付きなのですが、前と後ろではパンタグラフの位置が異なります。
運転台付中間車をそのまま両方の先頭車にする場合、片方はパンタグラフを前に移設する必要があります。
パンタグラフの周りは良くできており、南海独特の2段配管まできちんと再現されています。屋根パーツが分解できれば移設は簡単なのですが、マイクロエースのこの車両は分解できません。
手間はかかってしまいますが、せっかくよく出来たパンタグラフ周りなので、できる限り移設させたいと思います。
さっそく、バラシ売りで中間車1両と運転台付中間車を抜いた4両セットを6セット用意して販売し、残った2両どうしをくっつけた4両を旧塗装セットとして3セット製作することにしました。
部品を取り外した車体をIPAの容器に漬けて、塗装を剥がします。
マイクロエースの塗膜は比較的弱いので、数日で簡単に剥がれてくれます。
写真は特製品として旧塗装に塗装変更する12両です。丸みを帯びたコルゲート入りの車体は珍しいので、塗装を剥がしてもどこの鉄道会社かすぐ分かりますね。
先頭にくる車両にライトの穴をあけました。レンズは光ファイバーで導光する予定です。
方向幕のレンズはガチガチに接着されていたので外れませんでした。このままマスキングして塗装することにします。
問題のパンタグラフ周りです。写真のように6100系のパンタグラフ周りは、後ろパンタも前パンタも機器の配置はほとんど同じですね。
妻面につづく2段配管以外はそのまま移設できそうです。
部品はそのまま使用しますので、取付け穴もそのまま移します。
今回は3両改造しますので、楽なようにプラ板を屋根に固定して、その上から元の取り付け穴の中心にピンバイスの刃を当てて、穴を開けることでコピーしました。
プラ板のままでは穴の位置が分かりにくいので、マジックで穴の周りをなぞります。
こうするとどこに穴があるか分かりますよね。開け忘れを防ぐことができます。
穴をあけたプラ板を前にパンタグラフがある車両を参考にしながら、同じ位置になるように、改造する車両の屋根に固定します。
しっかりと固定したらプラ板の穴をガイドにして、ピンバイスで穴を開けます。
3両とも写真のように穴を開けてみました。元のクーラーの穴は一部不要になりますが、それにしても穴だらけの屋根ですね。
間違えて埋めてしまわないよう、不要な穴だけに印を入れておきます。
仮に部品をはめてみました。2段配管の前面部分のみ、元の部品を生かすため位置が微妙に異なってしまいますが、なんとか移設はできたように思います。
長くなってしまいましたので、本日はここまでです。
カトーのカニ22を改造してカニ25を作ってみました。
何年か前に再生産された際、ASSYパーツで購入しておいた車両です。
はじめからカニ25に改造するつもりでしたのでパンタグラフは省いております。
まずは写真のように車体を分解しました。床板は今回、加工をしませんので分解する必要はありません。
窓ガラスを外さないと屋根が外れない構造なので、車体から外れていますが窓ガラスも今回は無加工となります。
まずは屋根から加工します。実車のカニ25は模型と同じくカニ22から改造されています。主な加工点は屋根上に集中するのですが、まずパンタ周りの機器はパンタ台も含めて全て撤去されていますので、模型でも同じようにします。
写真はパンタ穴を塞いでいる所です。ランナーの余りを熱して伸ばしたものを差し込んで接着剤で固定後、ニッパーで切断すれば簡単に穴を塞ぐことができます。
後はヤスリでひたすらパンタ周りの屋根を平らに削ります。
車掌室の屋根上に適当なガーランドベンチレータを載せれば加工は完了です。後はグレーで塗装すれば終了ですね。
車体の加工点は小さなものですが、少し技術が必要です。
まずはうすめ液で少しずつこすって不要な車番を消します。こすりすぎるとツヤが出てしまいますので注意してください。
元の「カニ22 2」のうち「カニ22」の2だけを消して、余っているインレタから書体の近いものを選んで「5」を転写しました。
改造されたカニ25の2両のうち2番にしました。
車番を変更した後は、側面のルーバーにクリーム色を塗ります。
これだけでも結構見た目が変わりますね。改造点が少ない車体の良いアクセントになります。
本来ならこれで完成だったのですが、2番だと「彗星」に使われたことはないと、ちょうど店内に居合わせたお客様からのご指摘があったので、急遽「1」番に変更しました。
完成前に指摘していただいてよかったです。ありがとうございました。
無事に完成いたしました。念願のカニ25がくっついた「彗星」がようやく再現できます。
24系25形の明るい青色の車体に、20系そのままの塗装のカニ25がくっついた姿はなんとなく好きなんです。
特徴ある屋根上も写真のようになりました。
今回のカニ25の製作ですが、タネ車を持ち込んでいただければ同じように作ることもできます。加工工賃は部品代込み6300円にて承ります。
フジミのNゲージサイズ「銀閣寺」も組立てみました。
平等院鳳凰堂と金閣寺を組み立てたら、やっぱり銀閣寺も組み立ててみたくなりますよね。
ということで、こちらも買って組み立ててみました。
中身はこんな感じです。部品点数も少なくて楽に見えますが、壁が白いしっくい部と木の部分で別パーツになっていないので、塗装に少し手間がかかります。
車両の塗りわけ塗装よりはずっと楽ですけど・・・。
まずは壁のしっくい部となる「白」の塗装を全体に施します。
その後、白を残す部分にマスキングテープを貼って茶色を塗装します。
写真のようにマスキングテープを残したところが、白色となる部分です。
説明書を見ながら塗装しましたが、不明瞭な部分があったりしたので実物とは異なるかも知れません。
部品点数が少ないながらも、写真のように第一層目はかなりこまかく作られています。
完成後は中が見えにくくなるのが惜しいくらい、ちゃんと部屋割りがされていますね。
こちらが完成後の写真です。金閣寺と違ってずっと趣がありますね。
銀閣寺なのに銀箔が貼られていないのはなぜか、いまだに分かっていませんが、子供の頃からの疑問です。
やっぱり並べてみたくなりますよね。
実物ではありえない並びですが、並べてみると意外と大きさに違いがあるのが分かります。
両方ともお店の展示ショーケースにしばらく展示いたしますので、興味があれば見て行ってください。
フジミのNゲージサイズ「金閣寺」を組立てました。
見覚えのあるパッケージ写真に惹かれて買ってしまいました。といっても実物は見に行ったことがないのですが・・・。
完成後はレンタルレイアウトのどこかに置いてみようかと思います。
期待していた通り、中身は見事に金色です。
ここまでメッキをかけなくても・・・。と思うくらい屋根から手すりまでみんな金色です。このままではオモチャみたいで、とてもレイアウトに置けませんね。
というわけで、実物と同じように壁以外は塗装してみました。この雰囲気ならギリギリOKじゃないでしょうか?
少し金メッキがキラキラしていますが、レイアウトに置いて置くうちにくすんできて良い感じになると思います。
一層目の壁は実物にあわせるように、パッケージの写真を見ながら塗装していきます。
実物の一層目の壁は金箔が貼られていないことに気づかず、あわてて追加の塗装をした次第です。
こちらが完成写真です。なんとなく本物っぽい雰囲気は出ていませんでしょうか?
金メッキそのままよりはマシですよね。しばらく展示ショーケースに入れていますので、良かったら見て行ってください。
フジミのNゲージサイズ「平等院鳳凰堂」の特製組立品を12800円にて販売します。
定価5500円の未塗装(一部塗装済みですが、再塗装の要あり)プラモデルを当店で塗装して組み立てたもので、説明書の指示通りの組立となっております。
Nゲージサイズなのでレイアウトに置いても違和感がありませんが、その大きさには圧倒されます。ぜひ店頭でご覧になってください。
パッケージと説明書は写真のような形です。さすがに箱も大きいです。10円玉の絵柄でおなじみの写真ですね。
説明書も少し分厚いですね。グリーンマックスのストラクチャーキットとは格が違います。
箱から出した中身はざっとこんな感じです。見るだけでイヤになってしまうほど部品があります。グリーンマックスの車両キットを組立てるほうがずっと楽かも知れませんね。
プラスチック自体に着色されているので、このまま塗装せずに組み立てることも可能ですが、出来がいいプラモデルなのでここは必ず塗装しましょう。
塗装するとこんな感じに落ち着きがでてきます。ウェザリングしてもっと渋さを出しても良いでしょう。
使う塗料も木の部分に茶系統・壁に白系統・屋根に黒系統・土台のグレーと4色だけなので簡単です。
中央に建つ「中堂」の中には仏像まで再現されています。
手前の扉は開閉が可能なので、完成後も仏像を拝むことができます。
左右の土台は平等院の特徴でもある翼廊部分になります。
中堂と翼廊がそれぞれ完成しました。やはり別々だと迫力に欠けますね。
実物にはこのほかに中堂の後ろ側につながる建物として「尾廊」があるのですが、このキットでは省略されています。
中堂の左右につながる「翼廊」です。
個人的にはこの「翼廊」が好きですね。仏像が入る中堂よりも興味があったりします。廊下の端に手すりがないのが気になります。
屋根の上にある鳳凰がきちんと再現されています。
中堂の扉を閉めるとこんな感じです。本物も夜には閉めているのでしょうかね?
DCCでディッチライト点滅加工に挑戦の続きです。
ディッチライトとはアメリカで1997年頃から義務付けられている交互点滅するライトのことで、踏み切りなどで機関車が近づいたことが分かるように危険回避のため左右のライトが交互に点滅します。現在のアメリカ型機関車には必須の装備で、模型でも楽しいギミックとなっています。
今回はお客様からこのディッチライトを点滅するように加工ができないかという依頼です。初めての加工なので、お客様の機関車に加工を施す前に自分の機関車で組み込みのテストをしてみました。
昨日は組み込みまで行いましたが、ディッチライトの交互点滅は上手く機能しませんでした。
やはりCV値変更などの設定が必要なようです。
マニュアルは英語なので少し分かりにくいですが、配線は図の通りに組み込みました。ここは問題ないでしょう。
CV値の変更はカトーのD101を使ってマニュアルどおりに設定済みです。英語で書かれているので簡単に記載すると、CV49はヘッドライトの設定なので104に、CV50はテールライトの設定なので変更せず、CV51は106に、CV52は107に、CV62は196に、CV63は64に値を設定するようにと記載されているので大丈夫なはずなのですが・・・。
車両からデコーダーを再び取り外して、もう一度テストしましたが現象は変わりません。ひょっとしてデコーダーを壊してしまったかな・・・。
どうしたらいいのかな・・・と英語のマニュアルを熟読してみました。日本語マニュアルだったらすぐ分かるような内容でも、英語のマニュアルだと辞書を片手に時間がかかります。こういう時、学生の頃もっと英語を真剣に勉強しておけば良かったと後悔しますね。
マニュアルを見続けること数十分、やっと原因が分かりました。
ディッチライトに接続するDCCデコーダー側の配線を写真のようにつけ直す必要がありました。グリーンとバイオレットの指示があるのがディッチライトの配線です。
このディッチライトを配線したF1とF2のファンクションを有効にするためCV33に17を入力して完了。マニュアルによればこれでOKなはずです。
まずはライトを消灯したまま、サウンドと前進および後進のチェックです。
こちらはOKでした。動力装置が古いのでギアの音が大きく、せっかくのサウンドが少し聞こえにくいですが雰囲気はバッチリでした。
次に前照灯のテストです。点灯はOKでした。マニュアルどおりのCVの設定ではDCCコントローラーのF2ボタンを押して、警笛を鳴らせば5秒間ディッチライトが交互点滅するはずです。
写真では分かりにくいですが、ちゃんとLEDが減光して点滅してるように見えます。
後進に切り替えるとちゃんとテールライトも点灯しました。
これでお客様の機関車もディッチライト点滅加工ができますね。念のためテストしておいてよかったです。
写真では分かりにくいのでビデオ撮影もしてみました。
今回は専門的な設定の内容ばかりで、知らない人にとっては???の状態かも知れません。しかしながら同じようにディッチライトの設定で困っている方が、ネットの検索でこのページに来られた場合に解決の手助けになればと思い、あえて設定内容をそのまま記載させていただきました。
DCCでディッチライト点滅加工に挑戦しました。
ディッチライトとはアメリカで1997年頃から義務付けられている交互点滅するライトのことで、踏み切りなどで機関車が近づいたことが分かるように危険回避のため左右のライトが交互に点滅します。現在のアメリカ型機関車には必須の装備で、模型でも楽しいギミックとなっています。
今回はお客様からこのディッチライトを点滅するように加工ができないかという依頼です。初めての加工でもあり、万が一できなかった場合も考えて、お客様の機関車に加工を施す前に自分の機関車で組み込みのテストをしてみました。
テスト用に選んだのは写真の車両です。HOゲージのアサーン製P42、アムトラックのディーゼル機関車です。
ディッチライトが正面の目立つ位置に存在し、ライトの点灯装置がムギ球1個だけと極めて原始的で改良を施したかった点と、動力装置の基本設計が古いので、スペースに余裕があり、構造がシンプルなのでDCCの組み込みが容易な点が選ばれた理由です。
使用するDCCデコーダーはカトーでも取り扱っているデジトラックス製のSDH104K1cです。CV値の設定によりディッチライトの交互点滅機能を利用できるとのことです。
車両に組み込む前にまずはデコーダーが正常に動作するかチェックします。チェック用のために古いトミックスのパワーパックにMRCの簡易DCC「ブラックボックス」をデコーダーに直接つないで、サウンドやライトのギミックをテストしました。
デコーダーの動作に問題がなかったので、さっそく車両側を加工します。
といってもボディにスピーカーを仕込むため、ファンを利用して穴をあけただけですが・・・。
マニュアルどおりにレールからの集電端子をモーターへの給電端子から切り離し、その間にDCCデコーダーを配線。ライトは元のムギ球を撤去して、新たに基盤からライトユニットを製作しました。
前部のライトユニットは上段中央の2灯がヘッドライト、左右がテールライト、下段の2灯がディッチライトです。後部はヘッドライトのみ配置しました。
さっそくテストをしましたが・・・。ディッチライトが交互点滅せず、片側が点灯しっぱなしです。ヘッドライトも消灯したままですね。
テールライトと後部ヘッドライトは問題なく点灯しています。テールライトの光漏れは後で対処するとしますが、やはりディッチライトの点滅はこのままではダメですね。
マニュアルを見直してCV値の設定をやり直したいと思います。
ここ数日、お客様からの加工依頼が少し落ち着きましたので、久しぶりに車両を製作してみました。
お店の前を走っている近鉄南大阪線の6200系タイプです。個人的な所有車両なのでいろいろと手を抜いており、あえてタイプとさせていただきます。
工作に当てられる時間が月末の2日ほどしかなかったので、グリーンマックスの未塗装組立キット2610系から簡単につくってみました。実車がお店の前をよく走っているので、本物を観察しながらの製作です。
これでやっと南大阪線の主な車両たちが16000系を除いて揃ったことになります。
さっそく展示ショーケースの車庫ジオラマに並べてみました。普段から目にする車両ばっかりなので、手を抜いているところばかり目についてしまいますが・・・。
6020系と6600系はマルーン一色のままなので、隣のジオラマにて展示しております。
こうして地元の車両が揃ってくると何だか楽しくなりますね。