カトーの近鉄21000系アーバンライナーをplusに改造中(その2)
本日はカトーの近鉄21000系アーバンライナーをplusに改造のつづきです。
前回までに設置した喫煙室の窓やドアを穴埋めした箇所をヤスリで整形すると同時に、全車両のボディについていた細かいキズも埋めて整形してみました。
屋根板の加工箇所も一緒に整形が完了したので軽く載せてみました。プラグドアに改造する必要がある車両以外はこれで完了です。
1両のみ実車はプラグドアに改造されており、この箇所は結構クセモノです。どうせ「なんちゃって改造」なのでプラグドア化は見送ろうかと思いましたが、簡易な方法で表現することにしました。
まずは該当するドアを一度パテで埋めて整形します。
プラグドアを筋彫りで表現することにしましたので、真っ直ぐになるようガイドとしてマスキングテープをフチに貼ります。
いつもはもう少し硬いセロハンテープを使うのですが、今回は試しにマスキングテープを使ってみます。
通常Nゲージのような小さなモノの筋彫りには、表現が軽くなるよう筋が浅く掘れるカッターナイフなどを使いますが、今回は試しにプラ板などを切断するのに使うPカッターで筋を彫ってみました。
マスキングテープをガイドにして、軽く何回も浅く筋を掘っていきます。
マスキングテープとPカッターという初めての工法だったので、仕上がりはそれなりですね。ゆるくカーブしたボディに縦長の窓をキレイに開ける自信はありませんので、窓は塗装完成後にデカールなどで表現したいと思います。
グリーンマックスの小田急アイボリーを使ってボディ全体を塗装してみました。
ホワイトにしようかアイボリーにしようか迷いましたが、予想より黄色っぽくみえてしまいました。これは失敗ですね。
というわけで、小田急アイボリーのうえからホワイトを塗り重ねました。かなり実車のイメージに近づきましたね。
喫煙室の窓やパテで埋めたドア周辺の仕上がりをチェックしても特に問題がありませんので、このまま帯の塗装に進みたいと思います。
ボディ下部にオレンジの帯と裾にベージュの塗装が直線に入るだけなので、ビスタEXと比べれば塗装は楽です。
オレンジの帯を入れる箇所以外をマスキングテープで覆い、にじみ防止のためホワイトをうすく塗装します。
オレンジの塗料が乾いたら下部のマスキングテープだけをはがし、裾のベージュを塗装する部分を残して再びマスキングテープでマスキングします。
この際、帯は一直線になるよう気をつけながらマスキングします。車体の妻面方向から側面を見ると帯が真っ直ぐになっているか確認しやすいと思います。
このようにマスキングすると白い部分がベージュに塗装されます。にじみ防止のためこの状態でもう一度ホワイトをうすく塗装しておきます。
ベージュを試しに不要パーツに塗装してみたら、目の錯覚か濃すぎるように思いましたので、今回はベージュのかわりにグリーンマックスの灰色9号を使うことにしてみました。
ようやく写真のような状態になりました。実車と比較すると少しオレンジの帯が細いかもしれませんが、個人的に楽しむ車両なので許容範囲とします。
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