製作中の近鉄6850系&6000系が完成いたしました。
本日も近鉄6850系&6000系の製作の続きです。今回でやっと完成です。
ヘッドライトを取付けて、尾灯と種別灯に色入れを行って吉野向きの車両にホロを装着、窓のサッシにも忘れずに銀色を色さしします。
これでようやく近鉄らしい顔になりましたね。写真は運転台を撤去した顔のサ6109と角型の標識灯のク6017です。
前パンの6850を先頭に颯爽と松原駅を通過するあべの行き準急です。もちろん実車では準急は松原駅停車なのでありえない絵ですが、ここは模型と言うことでお許しを・・・。
晩年は6850系も冷房改造されて吉野向きに方向転換されて、増結車として連結されていました。パンタもPT48に交換されてなんだかラビットカー一族とはかけ離れた姿ですね。
隣の車両はピンボケでわかりにくいですが、初めから吉野向きで運用されていた6850の初期車です。実車もこうやって並ぶことはあったのかでしょうかね?
6000系のあべの行き準急が6020系のあべの行き急行と緩急接続をしています。どこの駅という想定でいきましょうか? 橿原神宮前あたりが適当でしょうか?
この両者は似たような形式ながら、標識灯以外にも屋根上など多くの違いがあります。
この編成の最大の特徴である運転台撤去車もいい味を出しています。
真鍮線を接着剤で貼り付けただけのお手軽な配管でも出来てしまえばそんなに悪くはないと思います。
貫通路が幅狭のままだったり、屋根上や床下の機器配置や車体幅が違うなど、実車と異なる点がありますが雰囲気が出ていればOKということで、お手軽改造でも満足のいく車両が出来たように思います。
今回はオリジナル商品の開発とお客様からの依頼品の製作の合間という、限られた時間と予算の中でいかにして「なんちゃって車両」をまとめるかという妥協の産物でもありました。挑戦できる時間ができましたら、次はちゃんとした6000系を製作してみたいと思います。