トミーテックのジオコレ集合住宅Cを改造してみました。
そろそろレンタルレイアウトの街並みを完成させるため、建設を予定しているストラクチャーの製作を進めていきたいと思います。
とりあえず本日はトミーテックのジオコレ、集合住宅Cを改造します。
この商品は写真のように平屋の4棟がくっついた長屋なのですが、さすがに長屋の多い大阪でも、古めかしい形をしているため現在はあまり見かけません。壁も茶色の木材のままですし・・・。
そこで、少し現代風にアレンジしようと、形と塗装を検討していたら、小学校の頃まで住んでいた長屋に似ていることに気づきました。
ということで改造の目的は昔住んでいた長屋風にすることにしました。
接客をしながらだったので、ほぼ一日かかってしまいましたが写真のように昔風の長屋が、現代風・・・といってもどう見ても昭和風ですが・・・。に生まれ変わりました。
これなら現存していますので、横を走るのが現代の電車でも似合うのではと思います。集合住宅Cを2つ使用したので、少し贅沢ですがかなり大胆に変身したと思いませんか?
こちらは余談ですが、モデルとなった長屋をグーグルマップから拝借してきました。衛星写真なので屋根だけですが、結構似せてつくることができました。
端の2棟のみ2階建てという変わった形の長屋ですが、松原市内にまだ現存している建物なんです。
興味のある方は探してみてください。(笑)
作り方ですが、これは実に簡単です。2つある集合住宅のうち、ひとつはそのまま一階部分になります。
残りのひとつを半分に切って、片方は2棟に切り詰めて向きを90度変えて並べます。残った片方の屋根の幅を狭く切り詰め、壁をプラ板からつくれば2階部分になります。
こちらが塗装前の状態です。このままでも大きく変身しているのですが、どうせなら現代風に明るい色に塗装を変えたほうが楽しめると思います。
少々ムラがあったほうが実感的なので、すべて筆塗りでクレオスの水性ホビーカラーを使いました。お店で接客しながらチマチマと塗っておりました。
完成したのがこちらです。塗装を変えたといっても一番目立つ部分の屋根を青色に、壁を木目そのままでモルタル塗りに見えるよう薄いベージュを塗ってから、薄く水でといた黒を塗りつけてウェザリングしただけです。
建物の場合はこんな簡単な工作でも、元の製品とは結構違って見えたりします。みなさんも手持ちのストラクチャーに少しダケ手を加えてみませんか?
けっこう面白いですよ・・・。
« トミックスの211系シティーライナーを白色LED化しました。 | トップページ | かんたんパワーパックを発売開始します。出力1AのACアダプターセットが3150円。 »
「製作日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ROCOのHOゲージ、ドイツのデュワグトラムを加工して、同じドイツにあるマンハイムの旧塗装トラムを制作中。(その1)(2024.10.15)
- ただいま大量の室内灯組み込み依頼を受けています。(2024.09.13)