路面電車の展示運転用ジオラマをつくる その2
今日は路面電車の展示運転用ジオラマ製作の続きです。
お店の定休日にコンクリートの構造物や、道路のかさ上げに使用したポリスチレンパネルの側面にグレーの水性ホビーカラーを筆塗りで塗装した後、バラストを撒いております。
写真は一晩乾かした後の状態です。建物以外はほぼ完成ですね。
ジオラマはショーケースの中に入れたり、いろいろと移動する可能性があるので、建物は取り外しできるように作ります。
写真のように建物の裏に真鍮線を建てて、ポリスチレンパネルに突き刺す形で固定していきます。
展示場所の都合と、反対側がよく見えるように背の高い建物は避けました。都市近郊の住宅地を走る路面電車といった感じですね。
今日はジオラマを使っていろいろ撮影しましたので、その中からいくつか紹介したいと思います。
新潟交通の電車が停留所で行き違いをするところです。こういう風景が一番路面電車らしく見えますね。
新潟交通にこんなところがあったかどうかは知りませんが・・・。
交差点の大きさの都合でかなりの急カーブになっていますが、低い角度でこうやって見ると路面電車だからなのか、無理なカーブには見えませんね。
急いで作った割にはなかなか上手く表現できたように思います。魚屋さんの前を急カーブで電車が曲がっていきます。軌道区間が少し盛り上がっているのも本物らしくて良いですね。
商店街の中を徐行しながら走る江ノ電です。実際に江ノ電にある併用軌道区間を模して作ったつもりですが、雰囲気は伝わったでしょうか?
ここが個人的にはジオラマの中で一番お気に入りの場所です。
本当は実物のようにもう少しギリギリ感を出したかったのですが、いろいろな車両が走るジオラマではこれが限界でした。
真ん中の2線がエンドレスのため、実際に車庫のように使えるのは端の2線だけです。
週末までにはデモ運転できるよう整備いたしますので、ぜひ一度ジオラマを見に来てください。
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