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機関車のテールライト点灯加工サービスをはじめました。
お客様の要望が多く個人的にもやってみたかったのですが、機関車の内部は場所が狭く通常の大きさのLEDでは加工しにくいため、今まで加工をお断りしてきました。
しかしながらこの度、チップLEDの取扱いが開始できましたので、機関車のテールライト加工サービスをはじめることにしました。
まずは見本品として、所有している機関車を何台か加工してみました。
カトーのEF200です。内部の構造上、どうしてもヘッドライトに赤色の光が少しもれてしまいますが、出来る限り遮光して肉眼では我慢できるレベルで加工できるようになりました。
製品付属のテールライトレンズの加工とチップLED1個により点灯しています。
カトーのEF64です。ほんの少しだけ、よく見るとスカート上部に赤い光が漏れてしまいますが、こちらも遮光を工夫して肉眼では我慢できるレベルに加工しました。
クイックヘッドマークの機構を生かすため、製品付属のテールレンズの加工とチップLED2個により点灯しています。
トミックスのEF81です。こちらもほんの少しだけスカート上部に赤い光が漏れてしまいますが、遮光を工夫して肉眼では我慢できるレベルに加工しました。
内部のスペースが狭く、部品の配置に苦労しましたが、製品付属のテールレンズの加工とチップLED1個により点灯しています。
マイクロエースのDF90です。窓ガラスの構造上、どうしても運転室に少しだけ赤い光が漏れてしまいますが、遮光を工夫して肉眼では我慢できるレベルに加工しました。
こちらは内部のスペースが広かったため作業は楽でした。チップLED2個により点灯しています。
加工料金についてですが、部品代込みで片エンドだけの場合1両2500円、両エンドの場合は1両4500円になります。
テールライトに穴が開いていない車両の場合は、片エンドの場合1両1000円、両エンドの場合は1両2000円の穴あけ加工料金が加算されます。
少々加工料金が高いかも知れませんが、作業の手間と時間がかかりますのでご了承ください。
お気に入りの機関車がテールライトを点けて、単機回送されるシーンには本当に癒されます。
以前よりお客様からご要望の高かった、チップLEDの取扱いをはじめました。
白色・赤色・黄色の3色で、いずれも1個84円となります。
チップLED 白色サイドビュータイプです。
LEDの側面が発光するタイプで、かなり明るく白く発光します。大きさは幅2.83mm奥行1.2mmです。
車両や自動車のヘッドライトに、建物内部の照明や看板・街灯などにご利用ください。
LEDの上面が発光するタイプで、明るく赤色に発光します。大きさは幅1.6mm奥行0.8mmです。
車両や自動車のテールライトに、緊急自動車灯や信号機などにご利用ください。
LEDの上面が発光するタイプで、少し赤みがかった黄色に発光します。大きさは幅1.6mm奥行0.8mmです。
定格容量など詳細は当店ホームページ内にあります「電子部品の販売リスト」をご参照ください。
当店にて室内灯装備および側面照射ライト点灯化、屋根上照射ライト2灯の点灯化を行ったマイクロエース製East-iDの特製品を販売いたします。
3両とも白色LEDによる室内灯を組込済みで、販売価格は税込15980円となります。
側面照射ライトが明るく光っています。室内灯の明りが漏れているような光ではなく、白色LEDを直接窓側に当てて側面を照らしています。
実車も検測時はこのように明るく光っており、非常に目立っています。
架線を照らすための屋根上のライトも6灯中、2灯のみ写真のように光るように改造しております。
East-iDは気動車で、ATC区間の電化区間・非電化区間を問わず入線します。レイアウトにおひとついかがでしょうか?
もけいや松原OPEN1周年記念事業その2として、マイクロエース製East-iの側面照射ライトの点灯化を行ってみました。
RMモデルズでも作例が掲載されていたので、実行された方も大勢おられるかと思いますが、もっと簡単に車両本体は無改造で組み込めるよう考えてみました。
完成したのがこちらのユニットです。1個1200円にて販売しております。
ユンバーサル基盤を窓ガラスと車体屋根側の隙間に、そのままはめ込んで固定できるよう大きさを調整しています。
集電はトミックスの広幅の室内灯を組み込むことを前提にしており、室内灯の集電バネにユニットの左側から出ている集電端子を接触させます。
トミックスの室内灯を写真のように分割して車体に組み込みます。室内灯を分割しても大丈夫なように、ユニットには側面照射用LED4個にプラスして室内用LED1個を装備しています。
分割した室内灯の間にこのユニットをはめこみます。車体本体に切ったり削ったりの作業はおこないませんので、外すだけで元に戻すことができます。
車体を元通りに組み立てた後、点灯させるとこのように光ります。
非常に明るく側面を照らしており、反対側も同じように光ります。実車も検測時はこんな感じで、スポットライト24個で明るく光ります。
レイアウトで走らせるとこんな感じです。側面を明るく照らすので非常に目立ちます。East-iを持っている方はぜひ挑戦してみてください。
もちろん当店での加工も承ります。室内灯の分割加工とユニットの組込作業代金は1両800円となります。別に当ユニット(1個1200円)とトミックスの広幅室内灯(当店でも販売中1個740円)をご購入ください。
もけいや松原のOPEN1周年記念事業その1として、カトー製近鉄21000系アーバンライナーの中間運転台ライトの点灯化を行ってみました。
空間が狭いので標識灯の点灯化は断念しましたが、前照灯と尾灯の点灯化は上手くできたかと思います。
当店でも販売中の遮光ケース(手前の黒い箱1個200円)を利用して運転台のある側に点灯ユニットを入れます。
運転台と車内の仕切を撤去して、室内灯のプリズムも遮光ケースが当たる部分を切り取ります。
写真のように設置できればOKです。ここで一度車体をかぶせて組立に支障がないか確認します。
次に中間運転台にあるガラスを写真のように、前照灯と尾灯のレンズ部に切り分けます。
こうしておかないとレンズを点灯させると運転台のガラスも光ってしまいます。
白色LEDと赤色チップLEDを使って点灯ユニットを自作します。
遮光ケースで隠れるので、きたなく作っても大丈夫です。美しさよりもしっかり点灯するように丈夫に作りました。
光漏れを防ぐため、中間運転台のガラスを写真のように黒いテープで遮光します。
写真には写っていませんが、ガラスの下部もテープを貼って遮光したほうがいいでしょう。
遮光ケースを点灯ユニットにはめこめるよう、現物あわせで加工します。写真のようにすると運転台にも室内にも光漏れはほとんどありません。
遮光ケースの加工後、写真のように組み込めば完成です。
続いてモーター車の作業に写ります。2両で運転できるようモーター車を中間運転台がある車両に入れ替えています。
トレーラー車と同じように遮光ケースを使って点灯ユニットを組み込みます。
モーター車は空間が狭く、そのままでは遮光ケースが入りませんので、写真のように床板を切り取りました。
点灯ユニットと干渉して電気がショートしないよう紙テープで絶縁しておきます。
トレーラー車と同じように白色LEDと赤色チップLEDを使って点灯ユニットを自作します。
配線の取り回しに苦労しましたが、写真のようにできました。
遮光ケースを点灯ユニットにはめこめるよう、現物あわせで加工します。写真のようにすると運転台にも室内にも光漏れはほとんどありません。
遮光ケースの加工後、写真のように組み込めば完成です。
完成後、先日レンタルレイアウトに設置したばかりの橋梁で撮影してみました。
遮光さえきちんとすれば、このようにキレイに光ってくれます。アーバンライナーの中間車が2両だけで走るのも面白いですよ。ぜひ点灯化改造に挑戦してみてください。
もちろん当店でもこの加工を承っております。モーター車の入れ替え加工とあわせて税込み6300円となります。
トミックスのキハ183系500番台を白色LED化してみました。
左側が今回白色LED化した車両です。下段のライトが少し暗くなってしまいますが、北斗のヘッドマークがきれいに青く光っています。
こちらの加工も部品代込み1両1000円にて行っています。
まとめてご依頼いただけますと、お預かりさせていただきますので時間がかかる分、割引もいたしておりますので宜しくお願いします。
それからここからは余談ですが、本日より一周年記念セールを実施しております。
おかげさまで今日はご来店も多く、また作業依頼も多かったため、満足な接客ができなかったと反省しております。修理や加工などご依頼が多いため作業に没頭している時間が多いですが、なにかご用命などございましたら作業中でも遠慮なく、何なりとお申し付けくださいませ。みなさまのご来店をお待ちしております。
もけいや松原をOPENして、明日2月15日で1周年を迎えます。
これもひとえに日頃ご利用いただいているお客様のおかげです。そのお礼と言っては押し付けがましいですが、ささやかながら記念セールを開催させていただきます。
詳しい内容は当店のホームページhttp://www.mokei-ya.comをご覧ください。
期間は本日2月14日から3月1日まで、お買上げ1万円ごとに1回引けるスピードくじ、商品限定の割引セールなどいろいろ楽しいことがあります。
いずれもご来店のお客様のみ対象となりますのでご了承ください。
みなさまのご来店をお待ちいたしております。
本日は夕方までレンタルレイアウトの利用を中止させていただき、橋梁と川を追加しました。お客様には作業中ご迷惑をおかけいたしました。無事に完成いたしましたので、ここであらためてお礼申し上げます。
まずはもともと設置してあったセクションを取り外し、邪魔になる台枠の足を電ノコで切り取り、完成したばかりの橋梁と川のセクションをはめ込みます。
位置を微調整しながら、なんとかはめ込むことができました。なんだかいきなり川が出現したみたいで違和感ありありですね。
作業が一段落しましたので、続きは翌朝の作業となります。
翌日、お店をOPENしてから作業の続きを開始です。高さの微調整をして、橋梁などを設置してひとまず完成しました。
殺風景だった直線区間に良いアクセントができたように思います。
今回は時間をかけて高さを微調整しましたので、連結器が開放するなどのトラブルも減ったかと思います。
川に水が流れている表現は上手くできたかなと思います。ぜひ、実物を見にきてください。
レンタルレイアウトは明日以降、通常通り営業いたしますので、皆様のご利用をお待ちしております。
橋脚設置工事と保守のため本日のレンタルレイアウトの利用は中止させていただきます。
誠に申し訳ございませんがご理解の程、宜しくお願いいたします。
なお、明日以降は通常どおり利用できますので、新しく設置した橋と川ともども宜しくお願いいたします。
今回はいよいよ橋を設置して、完成としてみたいと思います。
橋を設置する川の部分は完成しましたが、上のローカル駅がくる部分がまだスタイロフォームの地面のままです。ここは川が暗渠になるため、トンネルを塞ぐようにフタをしたいと思います。
そのフタの素材に使うのが、当店でも販売している1枚250円のポリスチレンパネルです。
厚みが5mmと厚く、カッターで簡単に切ったりできるので便利な素材です。
このポリスチレンパネルを現物あわせで切断した後、水性ホビーカラーのグレーで塗装しました。
写真は固定する前に試しに載せてみた様子です。高さと位置を合わせてから両面テープで固定します。
暗渠上のグレーの平地に5番線と6番線が通る駅が設置されます。
手前の川の上にかかる橋を1番線から4番線の列車が渡るかたちになります。
川の様子です。上手く水が流れているように表現することができました。
橋を設置したら橋梁の影で暗くなってしまう川なので、明るい川の写真はこれで最後ですね。ちょっともったいないですが仕方ありません。
あとはいよいよレンタルレイアウトへの設置を待つだけです。
カトーのEF58とEF64を白色LED化してみました。
まずはEF58です。右側が製品そのままの状態で、オレンジに光っています。カトーの機関車はオレンジのLEDで光るものが多く、あまり実感的ではありませんね。
左側が今回白色LEDに加工した車両で、LEDの頭にクリアオレンジを塗って電球色のように明るく光っています。
こちらはEF64です。右側が製品そのままの状態で、オレンジに光っています。左側が今回白色LEDに加工した車両で、明るく光るようあえて白色のまま光るようにしています。
機関車も部品代込み1両1000円にて白色LED化を行っており、ご希望の方にはクリアオレンジ塗装による電球色化にも対応しております。
当ブログのカテゴリー分けを変更しました。
話題のほとんどが「お知らせ」のカテゴリーとなっており、だんだんと記事が検索しにくくなってきましたので、お店の開店一周年を前に思い切ってカテゴリー分けを細かくしました。
過去の記事を見る際もカテゴリーから見ていただくと、より見やすくなったと思います。
同時にカテゴリー欄の位置も上のほうに移動させていただきました。
今後とも当ブログは毎日更新を心がけていきますので、宜しくお願いいたします。
グリーンマックスの京阪9000系と大和路線103系の当店特製組立品を販売いたします。
まずは京阪9000系です。ナンバーをインレタで貼り付け後、クリアーで保護塗装してから説明書通りに組み立てております。
行先は急行出町柳にしています。販売価格は8両フル編成で24800円となります。
こちらはJR大和路線の103系です。ナンバーをインレタで貼り付け後、クリアーで保護塗装してから説明書通りに組み立てており、低運と高運の2種類があります。
販売価格はいずれも4両編成で10980円となります。行先はあえて貼り付けていませんので、付属のシールでお好きなものを貼り付けてください。+1000円にて当店での貼りつけ代行もさせていただきます。
現在の特製品コーナーの状況です。おかげさまで売れ行きも好調で、1年前の開店当時に用意した車両も、一番上段の5つだけになりました。
後はすべてお店を開けながら作った車両たちです。
展示棚全体の写真です。写真をクリックすると大きく表示されますので、参考にしてください。
皆様のご来店をお待ちしております。
本日は白色LED化の見本品として、トミックスの485系旧製品であるクハの1500番台とボンネットの100番台を白色LED化してみました。
まずは1500番台のほうです。製品そのままだと写真のように電球で光っています。
電球ですから当たり前ですが、ヘッドマークの「白鳥」が黄色く光っていますね。テールライトにも少し光漏れしています。
ヘッドマークの「白鳥」が白く光って、青い部分もきれいに青く光っています。白色LEDだとシールの色がちゃんと再現されますのでキレイです。テールライトへの光漏れもまったくありません。
続いてボンネットの100番台のほうです。製品そのままだと写真のように電球で光っています。
こちらもヘッドマークの「白鳥」が黄色く光っていますね。テールライトにもかなり光漏れしています。
ヘッドマークの「白鳥」が白く光って、青い部分もきれいに青く光っています。テールライトへの光漏れもまったくありません。
ヘッドマークへの光が少し弱くなりますが、ちゃんと白く光っています。ヘッドライトへの光漏れもほとんどありません。
これらの白色LED化加工も部品代込み1両1000円にて行っております。
こちらの車両は見本品として店頭に置いておりますので、実際に見てみたい方はお気軽にお声をおかけください。
本日はカトーのクロ157を白色LED化してみました。
この頃のカトー製品は当時白色LEDが高価だったこともあり、黄色LEDでヘッドライトを表現するものが多くありました。でもさすがに黄色だとおもちゃっぽく見えてしまいます。
とりあえず白色LED化してみました。まぶしいくらいに明るく光っていますね。
でもこの車両のように大型のライトが白色に光っているのはおかしいように思います。
そこで、LEDの頭にオレンジ塗料を塗って電球色に見えるようにしてみました。
写真では明るく光りすぎて電球っぽく見えないのですが、肉眼ではそれなりに見えます。ライトレンズの内側にもオレンジを塗るとより電球色に近くなります。
こちらの車両も部品代込みで1両1000円にて白色LED加工を承っております。
前回は川の水を表現するため、ボンド水を流してみました。
一日乾燥させた状態です。まだボンドが乾ききってないようで少し白っぽいですが、川らしくなってきました。
川に水の厚みが表現できたように思いますが、このままでは水面が波たっておらず、川のように水が流れているようには見えません。なんだか淀んだ川のようです。このほうが汚れた大和川っぽくて良いように思いますが、せっかくのレイアウトの川が淀んでいるのもイヤですよね。
波を表現するためボンドを薄めずに、そのまま塗ってから筆で流れを表現しています。縮小模型なので少し誇張すぎるくらい波を表現するほうが効果的です。
全体的に見ると荒れ狂った上流の川のように見えてしまいますね。
ですが、ご安心ください。乾燥して透明になると、ちゃんと静かな川に変わるはずです。
ちゃんと静かな川に変わりましたよね。穏やかに水が流れる様子を再現してみましたが、いかがでしょうか? まだ少し白いですがちゃんと川底も見えますね。
波によって水が流れる様子が再現されています。
次回はいよいよ橋を設置してみたいと思います。
マイクロエースのエーデル丹後のヘッドマークを白色LED化しました。
右側が製品そのままの電球色で光ってる状態です。左側が今回加工した白色LEDで光っているヘッドマークです。
写真では分かりにくいのですが「エーデル丹後」と書かれたヘッドマークが、製品そのままでは黄色っぽく光っているのに対して、加工した方はちゃんと白く光っています。
ヘッドマークの白色LED化は部品代込み1両1000円にて承っております。ヘッドライトも白色LED化する場合は別途ご相談ください。
ちなみにこちらの車両には連結器をトミックスのTNボディマウントカプラー化しております。こちらの加工も1両1000円にて承っております。但しボディマウントカプラーは別途ご用意いただくか当店で購入してください。
今回は製作中の川に、流れている水を表現したいと思います。
川に手軽に水を表現する方法としては、あくまで代表的なものだけですが、例としてあげると以下のように3通りがあります。
1.透明プラ板や波板シートなどを表面に貼る・・・この方法は海や湖、池など比較的大きな面積の水を表現するのに有効な方法ですが、狭い川にはあまり向きません。
2.光沢塗料を表面に塗る・・・この方法は現在のように川を表現する材料が安く出回るまでは一般的でしたが、水の厚みが表現できないため、上流の川や小川など小さな川を表現するとき以外には有効ではありません。
3.川を表現する材料を塗る・・・現在では川を表現する場合によく使われる一般的な方法です。さまざまなメーカーから川を表現する材料が発売されており、川となる場所に流し込むだけで固まると手軽に厚みのある水の流れを表現できます。
今回は当然3.の方法を使います。
当店では手軽に扱える便利さからカトーのリアリスティックウォーターをオススメしており、1932円で販売中です。他にも水の素という固形材料を溶かして使うものもありますが、扱いが面倒なのであまりオススメしていません。但し、固形物を熱で溶かして流し込むので、固まった後でもハンダごてなどで波を作ることができるなど、扱いが面倒な分だけ、いちばんリアルな表現ができるのも特徴です。
ということで先程のリアリスティックウォーターを使おうかと思ったのですが、あまりに簡単すぎるので今回の製作ではあえて使用しません。
今回使用するのはコレ、写真の当店特製品であるボンド水です。
せっかく製作するのですから、いろいろな素材を試したいと思い考えた結果、昔から川を表現する材料としてよく使われてきたボンド水にしようと思います。
他の場所に使用するカトーのリアリスティックウォーターと比較しながら、透明感や耐久性など長期試験してみたいと思います。
このまま一日乾燥させます。乾くとどうなっているのか楽しみですね。
前回はボンド水を撒いて、草を表現するパウダーを乾燥固着させました。
1日置いて乾燥させたのが、写真の状態です。
かなり自然の景色に近づいてきましたね。やっぱり川原に石があって、土手に草が生えているとグッと本物っぽく見えます。
こうして比較すると面白いですよね。なんだか春になって本当に草が生えたみたいに見えます。
土手部分のアップです。こんな風になっています。
バラストと4種類のパウダーを使用した結果です。カトーのターフが草むらっぽく、効果的なのが分かりますでしょうか?
川はこんな感じです。お店の近くを流れている大和川という、全国の1級河川でワースト1か2という比較的きたない川をモデルにしています(笑)。
といっても紙粘土でわざとでこぼこに作った川底に、水性ホビーカラーのグレーをベースに緑のコケを混ぜた感じで適当に塗装しただけですが、なんとなく川に見えます。
まだ水を表現していませんので、乾いた川のようです。
次はこの川に流れている水を表現していきたいと思います。
月曜日にモデモの新製品、江ノ電20形が入荷しました。モーター付2両セットで8736円です。
モデモの江ノ電としては初めてヘッド&テールライトが点灯します。
一昨年まで横浜に住んでいたので江ノ電には格別の思いがあり、車両だけでなく走っている街ごとなんとなく好きなんです。
というわけで、車庫のモジュールに江ノ電を並べてみました。
左から2000系&1000系、2000系明治製菓号、1200系明治製菓号、300系305形、300系304形、今回発売の20形と並んでいます。
江ノ電の車庫にしては立派すぎる点はご容赦ください。
こちらもお店に展示中です。
これまで車庫にいたラビットカーはこちらの展示台に移動しました。
いったいどこを走っているねん! というツッコミは勘弁してください。南大阪線沿線には海辺を走る箇所はないですね。
ラビットカーのお仲間も、ついでにこちらの展示台に移動しました。
雪景色は意外と似合いますよね。ここまで積もることは少ないですが、当麻寺あたりなら年に何回かこんな景色になってそうなイメージがあります。
グリーンマックスの近鉄6620系・6420系・5800系を組み立てた当店特製品を販売中です。
中段の車両が近鉄5800系6両セットM付19800円です。
下段の車両が近鉄6420系2両セットMなし6800円です。
いずれもインレタ貼り付け後、クリアーで保護塗装したもので、クリアーケース入りです。
左が6620系4両セット、右が6420系2両セットです。毎日お店の前を走っている南大阪線の電車です。
併結して4+2の6両で走行できるよう、両方とも行先は準急あべの橋にしております。
行先表示は快速急行奈良にしております。
去年から今年にかけて近鉄電車がいろいろ新発売&再生産されており、コレクションする楽しみがありますよね。
本日はカトーとモデモの313系の白色LED化を実施してみました。
まずはカトーの313系です。右が製品そのままのヘッドライト、左が白色LED化したものです。
やっぱり新型電車には白色LEDが似合いますね。方向幕が非点灯なのが惜しいです。
尾灯の点灯状態と並べてみました。こちらの加工も部品代込み1両1000円にて承っております。
ちなみにこちらの写真の車両は現在当店にて中古品として販売しているものです。313系300番台増結2両セットとして4500円にて販売中です。
こちらはモデモの313系を白色LED化したものです。テールもLED化しています。
ちなみにこちらの写真の車両も現在当店にて中古品として販売しているものです。313系0番台4両セットが9000円、313系3000番台2両セットMつきが6000円にて販売中です。
今回はいよいよ草を生やしたいと思います。
当店では草を生やす際、少なくても2種類、できれば4種類ぐらいのパウダーを使うことをオススメしています。それはできるだけ本物に見えるよう、より自然の草むらに近づける近道だからです。本物の草むらを見ると、1種類の草で草むらができているわけではなく、幾種類もの草が複雑に生えているのが分かります。ですから当然模型でも同じく、1種類だけではなく、できるだけ複数のパウダーを使ってより自然に見えるようにするわけです。
ということでまずは下草として全体に撒くために、今回はトミックスのカラーパウダーを使います。
当店でも168円にて販売中です。使用する場所に応じて明るい色と暗い色を用意します。
まずは暗い色のパウダーを先に全体的に撒きます。自然の草花でも下に位置するものがだいたい暗い色をしていますので、先に暗い色から撒くとより自然に見えます。
写真のようにふりかけの容器を使うと楽に撒けます。
次に明るい色を部分的に撒きます。自然の草もよく見るとまだら模様のように明るい箇所と暗い箇所がありますので、模型でも適当に明る目の場所ができるように、まだらに部分的に明るい色のパウダーを撒きます。
できるだけ不規則に適当に撒くほうが自然に見えます。
次に盛り上がったような草むらを表現するためにカトーのターフを使います。
当店でも504円にて販売中です。少々高めの価格ですが、これを使うとより草むらっぽく見えますので、できるだけトミックスのパウダーとあわせて使うことをおすすめします。こちらも使用する場所に応じて明るい色と暗い色を用意します。
下草のパウダーと同じように、まずは暗めの色を撒きますが、こちらも部分的に使うとより効果的です。
先ほどと同じように、より自然に見えるよう不規則に適当に撒きます。注意点としては土手などの場合、下にいくほど多く撒くようにすると良いでしょう。
最後に仕上げとして明るい色のターフを撒きます。こちらもより自然に見えるよう不規則に適当に撒きましょう。
暗い色のターフを撒いた写真と見比べると、より自然な感じになっているのが分かりますのでしょうか?
ターフを撒き終わりましたら、川原にバラストを撒いたときと同じように、撒いたパウダーを固定するため、まずは霧吹きで水をふきかけて湿らせておきます。
強くふきかけると軽いパウダーは飛んでしまいますので、上から雨を降らすようにゆっくり弱く水をふきかけます。
次にボンド水をたらします。
こちらも強く落とすとパウダーが散ってしまいますので、少しづつゆっくりと落としましょう。先に撒いた水のおかげでゆっくりと、まんべんなく浸透していってくれるはずです。
こちらがボンド水をかけ終わった後の写真です。全体的に白くなっていますね。
約1日、時間をかけて乾燥させると白いボンドは透明になり、パウダーが固着しているはずです。