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お客様からどうやって作っているの? という質問がありましたので、
本日は光るダケシリーズの道路信号機の製作を紹介したいと思います。
ベースにしているのはグリーンマックスの道路信号機です。
①まずは青色と赤色の部分に穴を開けるため、ピンバイスで穴をあける箇所の中心を軽くケガキます。(リューターで穴を開ける際にズレないようにするため)
②ケガいた部分に直径1mmのドリルを装着したリューターで穴を開けます。
③未塗装のまま各パーツをランナーから切り離します。信号機に穴が開いているのが分かりますね。
右上のかたまりは歩行者用信号機です。
④3灯式信号機と同じように、直径1mmの光ファイバーの先端を信号機にあわせてドライヤーで暖めながら折り曲げます。
信号機はL字型なので2箇所折り曲げることになります。
⑤光ファイバーを信号機に挿入します。塗装してから先端を切ることによりレンズを表現するため少し長めに出ています。
道路信号機は土台がないため、収縮チューブでファイバーの下側を柱に固定しています。
塗装することで光ファイバーと収縮チューブを目立たないようにしています。
後は信号機から飛び出た光ファイバーを切断してレンズ部を表現し、各部の色入れを行ったら完成です。
当店オリジナル商品の光るダケシリーズの道路信号機はこのようにして製作しております。参考になりましたでしょうか?
本日は光るダケシリーズの3灯式信号機の製作紹介の続きです。
先日、組み立てた信号機に光ファイバーを取り付けます。
①ドライヤーで暖めながら、直径1mmの光ファイバーを1cmくらい先端を残して、ゆっくりと直角に折り曲げます。
写真のようにラジオペンチを使うと楽にできます。
光ファイバーの折り曲げていない方を先に信号機の土台の穴に上から挿入し、最後に信号機の後ろから入れます。塗装してから先端を切ることによりレンズを表現するため、光ファイバーは信号機より少し長めに出ています。
③光ファイバーを取り付けたら、はしごを後ろに接着して、全体をつや消しブラックで塗装します。
④最後に柱をホワイトで塗装して、ファイバーの先端を切断してレンズ部を表現し、各部に色入れしたら完成です。
当店オリジナル商品の光るダケシリーズの3灯式信号機はこのようにして製作しています。参考になりましたでしょうか?
本日は通常の透明ガラスを最近の新型車両でよく見られるグリーンガラスに、手軽に変更する方法を紹介いたします。
それにはズバリ、水性ホビーカラーのH94クリアグリーンを塗ることです。
少し濃い色になりますが、小さな鉄道模型には濃いくらいが強調されてちょうど良い感じになります。
お客様の車両をお借りしたのですが、ちょうどこんな感じになります。側面のガラスがグリーンになっているのが分かります。
前から見ると濃い色に見えますが、未塗装部分とのメリハリが利いているように感じますね。
横から見るとこんな感じです。向こう側の光が通るとグリーンなのがよく分かりますね。
もう少し薄い色にしたい場合は、専用のうすめ液で調整しながら塗ると良いと思います。
ワールド工芸より発売されておりますディスプレイ用日本型ターンテーブル、下路式20m級ターンテーブルの組立販売を11月21日より開始いたします。
定価13440円の組立キットとして販売されているもので、当店にてハンダ付け組立いたします。
キットの中身は写真のようになっており、部品点数からも分かるようにエッチングによる細密な表現が特徴です。
組立完成後はこのような感じになります。ちなみに上に乗っているのはKATOのC11から改造したC10です。この機関車自体大きめに作られていますので、ターンテーブルの大きさが小さく見えますが、KATOの新型C62がギリギリ乗る大きさとなっております。
トミックスのターンテーブルと比べて線が細く、細かいところまで再現されています。
当店での組立後の販売価格ですが、未塗装組立品は16800円、塗装済み完成品が19800円です。いずれもディスプレイ用のため手動での回転となります。
塗装済み完成品の写真は現在、塗装中のため後日紹介させていただきます。ご了承ください。
鉄コレ式制御器を乾電池とACアダプターの切替式にしてみました。
先日、発売されました鉄コレ式制御器ですが、電源を乾電池からとっているため持ち運びができる手軽さが売りの反面、常に電池の残量を気にしなければならず、他のパワーパックと比較して使いにくいなあと感じておりました。
そこで、家庭用コンセントから電源をとれるように、故障したハンディクリーナーのACアダプターを流用して、鉄コレ式制御器で使えるようにしてみました。
どこでも持ち運びできる乾電池電源の手軽さも残したかったために、上面に切替スイッチを設けて、電源を選択できるようにしています。
このパワーパックは入力電源が乾電池4本で6Vなので、身近に安く売っているACアダプターとしては携帯電話の充電器など、流用可能だと思いますので、みなさんも改造してみればいかがでしょうか?
ハンダ付けの練習にも良いかと思います。
このパワーパックは店頭に置いてありますので、参考にしたい方はいつでもお声をおかけくださいませ。
ちなみに当店ではこの鉄コレ式制御器を1596円で販売中です。ACアダプターはホームセンターなどで1000円ほどで売っていますので、スイッチを省いてACアダプター専用とするならば2500円くらいで製作できますよ。
レンタルレイアウトの保線工事を実施いたしました。
なんて言うと大げさですが、バラストが剥げたところを補修しただけです。
OPEN以来、早くも9ヶ月が経過し、ところどころ脱線やイタズラ?
などで剥げたバラストが醜く感じていたので、営業時間終了後に補修しました。
本日はその際に撮った写真で、当店でのバラストの撒き方を紹介させていただきます。
このようにバラストが剥げてしまっています。通常の使用ではそんなに簡単にはがれませんが、脱線など過大な力がかかると木工ボンドで固定しているだけなので、剥がれてしまいます。
このまま放っておくと、醜いだけでなく剥がれ箇所が広がっていきますので、バラストを補充して拡大を防ぎます。
バラスト撒きには、当店では小さいスプーンの使用をすすめています。先を利用すると小さな場所でもピンポイントで撒けますし、傾きを利用して撒く量の調整も効きますのでおすすめです。なによりスプーンは食事で使い慣れていると思いますので、思ったより楽に撒くことができますよ。
スプーンでバラストを撒いた後は、こういうハケを使って自然な感じに成型します。慣れてくるとスプーンの裏の丸みを利用してならすのもありだと思います。
カトーのスプレーヤーや霧吹きなどを使って、バラストの表面を軽く湿らせます。こうしておくと後でボンド水を滴下するときに形が崩れずに済みます。中性洗剤を一滴入れるのは浸透性を良くするためです。
ちなみにこの写真は水で湿らせずに、そのままボンド水を滴下した場合の様子です。
ボンド水がバラストの形を崩しているのが分かりますでしょうか?
バラストを固定するために、水と木工用ボンドを5:1くらいで混ぜたうえに中性洗剤を一滴混ぜたボンド水を滴下します。
一晩乾燥させると白いボンドが透明になり目立たなくなります。乾燥後に茶色などでウェザリングするとより実感的になります。
ちなみに今回使用したボンド水と滴下容器は当店にて販売中です。
こちらが当店で販売中の、調合済みボンド水です。このままバラストやパウダーの固定に使用することができます。
約300cc入りで300円です。
使用する際はよく振ってから使ってください。
1個400円です。
スポイトと違って比較的大きな面でも簡単に撒く事ができるので、おすすめです。レイアウト製作のプロはみんな使っていますよ。
きれいになったので気持ちよく走行させられますね。
ちなみに当店では補修後はあえて茶色に塗装していません。補修後がきれいなほうがより本物らしく見えるからです。
年末年始の営業について、以下の通り決定いたしましたのでお知らせいたします。
年始は1月1日元旦12:00よりOPENいたします。
また、1月1日~4日の4日間のみ、初売りセールを開催!
営業時間は12:00~19:00とさせていただき、
レンタルレイアウトは半額の30分100円となります。
(混雑時は30分毎のご利用とさせていただきますので、ご了承ください。)
初売りセールは現在内容を検討中ですが、セール品や福袋の販売などを考えておりますので、みなさまのお越しをお待ちしております。
なお、年末は12月28日まで通常通り営業いたします。
29日~31日の3日間は棚卸しのためお休みさせていただきます。
といっても棚卸しは毎月月末に行っているので、実際は半日で終了しますね。残りは短い冬休みをいただきます。
変則営業となり、ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
当店のレンタルレイアウトに置いていたお客様寄贈の黄色いバスがいなくなりました。
写真のお寺の建設予定地の前のバス停に置いていたのですが、いつの間にか無くなってしまいました。
お心当たりのあるお客様へ・・・。お客様からレイアウトの飾りにと、いただいた大切なバスなので、もし出来心でつい持って帰ってしまったのなら、こっそりと戻しておいてください。罪に問うつもりは一切ありませんのでよろしくお願いいたします。
お店をやっているといろいろな事が起こるので、いちいち考えてはいられませんが、こういうことが起こるとやっぱり心が痛みますね。大切なお客様からいただいた物なので、あえてブログの話題にさせていただきました。関係が無いその他のお客様には申し訳ございませんが、お許しください。
暗い話だけではつまらないので、レンタルレイアウトの新しいマスコットを紹介いたします。
少し前から置いていたのでお気づきのお客様も多いと思いますが、当店の警察犬ならぬ警察牛です。
電飾したパトカーを置くために場所を空けていたのですが、パトカー完成までの間、この少し大きな牛さんに番をしてもらっています。
これは店長の大切な牛なので持って帰らないでくださいね。
本日は新製品コーナーを新たにつくりました。
レジが置いてあるショーケースの中に新製品コーナーを移動しました。
これまではレジから少し離れたところにあったため、中を見たくても声をかけにくいという声がお客様からあったため改善させていただきました。
新製品を買う予定はないけど、とりあえず見るだけ見てみたいというお客様は、どうぞ遠慮なく声をかけてください。レジ前に移動しましたので声はかけやすくなったと思いますので、よろしくお願いいたします。
ショーケースの一番上には新製品の展示場所も小さいながら設けさせていただきました。ご来店の際はよろしければじっくりご覧になってください。
もちろん見るだけでも大歓迎です。メーカー各社の最新製品をどうぞご覧くださいませ。
これまで新製品を置いていた場所は、最近増えてきたトミーテックのジオラマコレクションシリーズのコーナーと、今まで2箇所に分散していた当店オリジナル商品の光るダケシリーズのコーナーに変わりました。
こちらもよろしくお願いいたします。
スタジオフィールの真鍮キットを組み立てた、キハ44000が完成しました。
キハ44000として登場していますが、インフレナンバーの気動車はあまり好きではないので、改番後のキハ15としています。実車は数年でキハユニに改造されたので非常に活躍期間が短く、参考資料もほとんどないので細かいところは想像に任せて作っています。
キハ15としてクリームとオレンジの一般色だった資料がなかったので、無難に登場時の塗装にしてみました。ただ、この塗装の気動車は年齢的に当たり前なのですが、実際に見たことがなくてなじみがないためか適当に作ってしまった感があります。しかしながら、こうして走らせてみると意外と風景に似合っていて、良いものですね。
この数ヶ月、空いた時間にいろいろな車両を製作してきましたが、この車両の完成でNゲージの未着手車両がなくなりました。よって店頭での販売と関係がない自己満足的な車両製作は一区切りとさせていただきたいと思います。また気が向いたら何かキットを組み立ててみたいですね。
光るダケシリーズの発売予定品、特殊発光信号機の試作品が完成しました。
現在、12月中旬の販売開始を予定しており、スイッチ付で販売価格は4500円前後の予定です。光るダケシリーズとしては少し高価ですが、製作に手間がかかるため若干コストアップしております。ご了承ください。
写真では分かりにくいですが、スイッチを入れると反時計周りにグルグルと赤色が流動点滅いたします。
写真のように消灯しているのが通常の状態なので、スイッチ付での発売となります。レイアウト上でいつもグルグルと点灯していたら可笑しいですからね。
本物は踏切の手前なんかによく設置されており、緊急時にはこの信号機が点灯して列車を停止させます。
これまで発売した光るダケシリーズの信号機と同じように、ユニットから5本のファイバーによりユニット中のLEDから光を導いて、信号機を点灯させます。
グルグルと信号機が点灯している様子を納めた動画を、当店のホームページで公開しておりますので、興味がございましたらぜひご覧ください。
もけいや松原ホームページ http://homepage3.nifty.com/mokei-ya/
本日、レンタルレイアウトにトミーテックのジオコレシリーズ、ザ・樹木の010「杉の巨木」を植えました。
秋らしく黄色に紅葉した銀杏か、赤色の紅葉でも植えようと思ったのですが、もうすぐ冬なのに今頃秋らしい景色もどうかと考え直していたところ、店内の模様替え中にたまたま「杉の巨木」が目に入り、物は試しと植えてみました。
植えてみた感想は、なかなかいいですねえ。大きな木なのでレイアウトから浮いてしまうかなと思ったのですが、実際の街にも公園や神社、お寺などに意外と大きな木があるように、レイアウト上でも離れてみると違和感がないかなと思います。
こうやって植えてみると空き地にお寺でも建てたくなりますね。
ちなみに杉の巨木は1本488円で販売中です。
お寺はトミーテックより12月に発売予定です。お楽しみに・・・。
年末の新製品発売ラッシュに備えて、展示場所を確保するため、またまた店内の模様替えを行いました。
商品の売れ行きに直結するので、模様替えは結構気をつかいます。
レジ前のショーケースは近鉄コーナーから各社の単品車両コーナーに変えました。こちらに移したことで少しコーナーが広くなり、見やすくなったと思います。商品を見るだけでも歓迎いたしますので、見たい場合はお気軽にお声をかけてください。
これまで単品車両があったコーナーは名鉄や近鉄などの私鉄車両の販売コーナーにいたしました。
特に近鉄車両はお店の前を実車が走っていることもあり、在庫を豊富にそろえております。
店内入り口すぐの左手は建機シリーズの開封売りコーナーとトーマスシリーズ&Bトレインのコーナーとしました。
棚がスカスカなので、近いうちにもう少し商品を増やしたいと思います。
それでは、みなさまのご来店をお待ちいたしております。
日本型HOゲージの中古品が大量に入荷いたしました。
写真をクリックすると拡大します。
少し前の商品が多いですが、EF58、EH10などの機関車をはじめ、
14系や24系客車のセット、115系や485系など魅力的な商品がたくさんあります。
価格など詳しくは当店ホームページの在庫表をご覧ください。
鉄道コレクションの貨物列車セットAから近鉄デ61タイプができました。
実車とは少し形状が異なりますが、近鉄の塗装に変更するとそれらしくみえるから不思議です。今回は南大阪線にいたデ63の塗装にしましたが、養老線のデ61やデ62も塗装が少し違うだけなので、手軽に作ることができます。
こちらは製作途中の写真です。IPAで塗装を剥離後、ヘッドライトをオデコに移植して、前面の真ん中の窓を0.3mm厚のプラバンで埋めただけです。あまり時間をかけたくなかったので今回はこの程度の改造にしましたが、こだわる方は前面向かって左側にドアを移すとよりデ61らしくなりますので、ぜひ挑戦してみてください。
横から見るといかにも近鉄の機関車という感じです。デ51やデ31など他の機関車も欲しくなりますね。
鉄道コレクションの12m級小型電車Aと貨物列車セットAが入荷しました。いずれも20%OFFで販売中です。
左側が12m級小型電車Aで当店価格672円、右側が貨物列車セットAで当店価格1512円です。両方とも鉄道コレクション第1弾の塗装違いとなります。
茶色ベースの地方私鉄に実在していそうな塗装で非常に雰囲気がいいですね。よーく眺めていたらこの車両たちも塗装変更で近鉄の車両になりそうな気がしてきました。
ということで、またまたお手軽改造で塗り替えたいと思います。
ここまでバラバラに分解しました。特に機関車はボンネットが外れるんですね。改造しやすくなりました。
早速、これからIPAに漬けて塗装を剥離したいと思います。