ワールド工芸の真鍮キット、ED31&ED38がようやく完成です。
ワールド工芸の真鍮キット、ED31&ED38がようやく完成です。
左側がED38、右側がED31です。見るからに特徴がありすぎて国鉄の機関車らしく見えませんが、形式名があるように国鉄に実在した機関車たちなのです。いずれも関西にはなじみのある機関車なのですが、分かりますでしょうか?
ED31は飯田線の一部だった伊那電気鉄道で作られた機関車で、昭和18年の同社の買収時に国鉄電機となったもので、昭和27年にED31と形式が与えられております。しかしながらその後はたった3年の活躍で廃車となり、西武鉄道に譲渡後、現在は近江鉄道に在籍しています。無骨な機関車として民鉄ファンには有名ですね。
ED38は阪和線の前身である阪和電機鉄道で作られた機関車で、同社の買収時に国鉄電機となり、昭和27年にED38と形式が与えられております。昭和35年の廃車まで阪和線で貨物牽引に活躍した後、秩父鉄道に譲渡されたので関東でもなじみのある機関車ですね。
どちらも買収前の私鉄で作られているので、国鉄の機関車らしくない姿が大好きです。国鉄での廃車後はともに私鉄に譲渡され、近年まで活躍していたという点も似ていますね。
« 夏から製作中の真鍮キットたちの製作状況を報告します。 | トップページ | 現金輸送車、マニ30が完成しました。 »
「製作日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 岩橋商会の真鍮キット、広電3950形を組立中。(その7)(2023.11.27)
- 岩橋商会の真鍮キット、広電3950形を組立中。(その6)(2023.11.26)