製作中のクモヤ740&クモヤ440、クハ490がほぼ完成です。
定休日だったので、製作中だったクモヤ740&クモヤ440とクハ490を一気に仕上げてしまいました。
左が以前に製作したクモヤ440で、今回は製作見本品として活躍しました。真ん中が今回製作したクモヤ440、右がクモヤ740です。足りない部品やパーツは手持ちのもので流用していますので、製品や実車とは少し違うかも知れませんがご容赦ください。
実車は両方とも近年まで現役だった牽引車で、いつも車庫の片隅に佇んでいた脇役たちです。クモヤ440が交直流用、クモヤ740が交流専用となります。
左が今回製作したクハ490、右が以前に製作したクモハ491です。見ての通りのゲテモノ車両で、国鉄車両らしくないのが特徴です。実車は仙山線での交流電化試験に用いられた試作車で、クハ490とクモハ491でユニットを組んでいました。いずれも旧型国電からの改造により製作され、各種試験ののち実際に営業に試験的に用いられました。
この2両のゲテモノぶりは外観だけでなく、右側のパンタグラフが撤去されたクモハ491の直流モーターで走行するため、ユニットを組む左側のクハ491のパンタグラフから集電した交流を直流に整流していました。そのためパンタがある方にクハという形式が、パンタがない方にクモハという形式が与えられていたという、ややこしい車両です。
いずれもショーケースに展示しておりますので、ご来店の際はぜひご覧になってください。
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